2016年 7月 の投稿一覧

週末30分ハンドメイド★カルトナージュ応用編、果物ナイフカバー

果物ナイフカバー_ハンドメイド_

カルトナージュの技法で、果物ナイフカバーを制作

週末の30分ハンドメイド☆果物ナイフカバー

カルトナージュの技法を応用して、果物ナイフカバーを作りました!

果物ナイフカバー_ハンドメイド_01

 

ざっくり、手順

カードボードを、ナイフの形に合わせてカット。背側に厚みを持たせるのがポイント。

無地のマスキングテープでナイフの形に合わせて張り合わせ、土台を作成。

柄入りの紙ナプキンをデコパージュ用の糊で貼り付け。

刃の下の方に穴を開けてヒモを通し、ナイフが引っ掛かって落ちないように、一工夫。

果物ナイフカバー_ハンドメイド_02

で、完成しました~。

デコパージュのノリは、乾くと耐水性があるので、汚れもある程度防げます。(健康面・安全面の問題から、食品が直接触れる面には接しないようにしたほうがいいと思います。)

 

土台さえ組み立てられれば、紙を張る分にはいろんな形でカルトナージュができそうです。

カードボードなので、工作用紙とおんなじ紙の厚さですから、強度のほうはあまりありませんが、普段使いとしてはOKなレベルです。

ちょっとしたカバーを付けるだけで、果物ナイフを安全に扱えるようになりました~。料理するときも楽しくなります。

仏教の散華(さんげ)をカルトナージュでアレンジ、壁掛けに

散華をカルトナージュでアレンジ!

散華のフレームをカルトナージュで作る

散華(さんげ)をカルトナージュでアレンジしてみました!

散華をカルトナージュでアレンジ!

とはいえ、私自身も散華を目にするのは奈良旅行で西大寺でお目にかかって以来。そもそも散華って何、というところからいきたいと思います。

 

散華とは?

「散華」とは、仏教の儀式の際、生花の花びらをまいて場を浄めたていたものを、花びらの形をした紙で代用したものです。

お釈迦様とゆかりの深い、蓮の花と考えられます。一説には、菩薩や如来が現れるときには、花の香りが漂ってきて花びらがあたりに舞うという神秘的な現象が起き、それをもしているともいわれます。

そのうち、花びらの形をした紙に仏教的なモチーフの絵を描くようになり、単なる「花びら」の代用品から、それ自体が工芸的・美術的価値を持つまでになって、現在にいたります。

 

仏教アイテムの散華を、キリスト教の教会でゲットという経緯

先日、国際基督教大学(略してICU)の宗教音楽センターで開催された「聖なる聲(こえ)」というイベントを鑑賞してきました。

これは、キリスト教の聖歌隊と、イスラム教のイマームと、ヒンドゥー教音楽奏者と、仏教のお坊さんズが、同じひとつの舞台に立って、それぞれの宗教音楽を演奏/歌唱するという、画期的なイベントでした。

 

ICU宗教音楽センター特製(?)の散華

散華はその際に、仏教チームのパフォーマンス(といっていいのか、お経を読むんだが)の際に辺りに撒いたものなんですね。ありがたく何枚かいただいて帰りましたが、そのままでは飾れないので、額にいれなくては、とは思っておりました。

 

花びらの形に合う枠って無いよね…。じゃあカルトナージュで作るか!

「ないなら作ってみようじゃないか」。というのがモットー。

カルトナージュのいいところは、カッターで切って再現できそうな形なら、何でもアレンジ可能なことです。

カルトナージュで散華の枠を作ってみました

材料も和風にして、和紙と組みひもを使いました(※材料の解説は、記事の下部にあります)。壁に掛けられるよう、上部に穴をあけて金具を留めてひもを通しました。

 

こんなご時世ですから、四大宗教ミックスイベント自体が貴重です。そこでもらい受けたものですから、やっぱり異文化交流に使うのがふさわしいのではないかと考えました。そのため、この二つの散華は、学生時代のホストファミリーに送りました。今頃海の向こうです~。

 

 

《材料解説》

①散華:ICU宗教音楽センター特製、「聖なる聲(こえ)」四大宗教合同音楽コンサートで真言宗智山派観照会の皆様のパフォーマンス時に撒かれたもの。
※どのようなイベントだったかについては、下記ニュースサイトの記事に詳しいです。

参考)
ICUでシンポジウム「聖なる聲」 4つの宗教の祈り聞く : 文化 : クリスチャントゥデイ

 

②枠の表面の和紙:「ゆしまの小林」さんの玉虫染め。文京区湯島でおりがみ会館を運営している、江戸時代から続く和紙専門店。
参考)
湯島にある、「おりがみ会館」のサイト

 

③枠の外側の組紐(くみひも):相模原市津久井の特産。
参考)
くみひもの里 津久井 : 工芸品 : 特産を買う、味わう | 一般社団法人 相模原市観光協会

たっぷり収納できるのに、女子力が高くて中身が少ないときは薄くなる名刺入れ

たっぷり収納できるカルトナージュ名刺入れ

カルトナージュで作る名刺入れ、作り方を新たに開発しました

 

表題の通り、
「たっぷり収納できるのに、女子力が高くて、中身が少ないときには薄くなる名刺入れ」
をカルトナージュで作りました!

一から自分で作り方を考えました。

開発期間は数年に及びます。使い勝手も良いです。

 

60枚も収納できて、薄く収納できる名刺入れ

たっぷり収納できるカルトナージュ名刺入れ

60枚収納時、厚さは約2.4cm。↑↑↑

たっぷり入る、蛇腹(じゃばら)式

じゃばらで中の名刺も見やすい

蛇腹式なので、中も見やすく整理できます。↑↑↑

 

中身がないときは薄くなる名刺入れ

中身が少ないときは、約1.4cmまで薄くなってかさばりません。

 

ヘアタイでふたを留められる名刺入れ

ふたは「ヘアタイ」という薄いゴム状のリボンを利用して留められます。↑↑↑

 

イギリスのメーカー、リバティの布で女子力もUP!

リバティのハンドメイド小物、女子力とともに自分の気分もあげてくれます。

友人にプレゼントしたら、とても喜んでくれました。

ポイントは、リップルボードという波型の厚紙を使って、背表紙と底の部分を作り、厚さの調節ができるようになっていることと、ヘアタイを利用してフタを留められるところ。ゴムでフタを留めようとするとダサくなってしまうのが難点でしたが、ヘアタイなら色もかわいく、服飾用のゴムより薄いのでオシャレに見えます。

実用性も見た目も両立。これはかなり自信作です!