2012年 3月 の投稿一覧

古民家廻りツアー in 仙台 その2:「旧丸木商店」さん

「仙台駄菓子・石橋屋」

こんばんはZ=Gです。

 前回好評でした古民家にみる東日本大震災」バスツアー の第二弾です。
 
ツアーの行程の逆順序でご紹介しております。
今回は、「旧丸木商店」さんと「仙台駄菓子・石橋屋」さんをご紹介。

2箇所とも、仙台市景観重要建造物に指定されています。
 
旧丸木商店さんの建物は、昨年の大震災で半壊し、現在修復中。
というわけで外側はブルーシートで覆われて、残念ながら知らないと通り過ぎてしまいます。
ツアー一行は、修復中の土蔵の中へ入らせていただきました。
 
 ご覧のとおり、ブルーシート。
 ちょっと痛々しい…
 
 中に入るとまず、不思議と木の匂いがして落ち着きました。
 
 年月を経た立派な柱や梁の匂いなのでしょう。アレルギー持ちの私が落ち着くのだから、うまく言えませんがすごいのです。
 
 
 
 
 2階にも上がらせていただきました。
 建物以外にも、古い家具等が残っているのです。
 
 長いこと、薬品店だった丸木商店さん、
小さな引き出しに薬の名前と思しき紙の貼られた箪笥が置かれていました。
 うまく写真にとれていませんが、実際は
「仁ーJINー」や時代劇の小石川療養所のシーンで出てくるような「薬箪笥」です。
 
 

「仙台駄菓子・石橋屋」

 旧丸木商店さんからは、
 しばらく徒歩で移動。
 
 仙台掘沿いをあるいていくと、舟丁橋のむこうに見えてたのが、
 仙台駄菓子の「石橋屋」さんです。
 
 建物の手前にしだれ桜があるのがお分かりでしょうか?
 
 桜の季節にはさぞかし!!という風景。
 
 お店ではお米ベースでほんのり甘い、
懐かしい味わいの仙台駄菓子をおやつに買いました。
 
 
 古民家にみる東日本大震災」バスツアー 自体は終了していますが、
企画の「古民家びと」さんのwebサイトで、詳しい行程が載っています。
もっと深く知りたい方、日本全国の古民家に興味のある方は、ぜひお立ち寄りを。 

古民家びと

古民家廻りツアー in 仙台 その1:「永勘染工場」さん

永勘染工場の若旦那
本日古民家にみる東日本大震災」バスツアー
に行ってまいりました。
仙台市内で、古民家を店舗や住居として現役で使ってらっしゃる4箇所をめぐり、
見学&ランチ&オーナーさんとお話など、中身の濃いツアーです。
 
この企画は、仙台の旅行会社「たびむすび」さんと、
古民家オーナー支援webサイト「古民家びと」さんの強力タッグで実現。
 
「ツアー記事:その1」の今回は、私と不思議な縁がある「永勘染工場」さんです。
 その名も南染師町にある、
 染物屋さんです。
 そうです、
 Z=Gが最近カルトナージュに利用している
 「仙台手ぬぐい」を作っている
 染物屋さんなのです。
 手ぬぐい屋さんというより、暖簾や前掛け等、
 大きいものをメインで扱っています。
 裏手にある、工場内を見学させていただきました。
↑若旦那さんが、お米ベースの糊について説明しています。
 糊を塗った部分が白く残って、模様や屋号の文字がくっきりと染まるのです。
 インドネシアやマレーシアのバティックは、ロウケツ染めなので、糊の代わりにロウ(蝋)を塗って染まらない部分を作っています。
 技法としては似ていますが、バティックが模様の輪郭を描くのに対し、「染まらない部分こそ主役」というところが、日本の手ぬぐいとの違いです。
 長物(反物単位の大きい染物)を 得意とする永勘さん。
 この日も、高い天井には所狭しと、染められた生地が干されていました。
 外で天日母子をすることもあるそうです。
 シワにならぬよう”しなり”のある棒で支えられています。
このほか、3箇所の古民家をまわりましたので、そのもようは

仙台手ぬぐい×竹駒神社の花紙×カルトナージュ=???

手ぬぐいと鼻紙で作った、壁掛け

こんばんは。 仙台手ぬぐいシリーズ第3弾は、「壁掛け」です。

3月初めに、宮城県岩沼市にある竹駒神社の「初午大祭」に行ってきたのですが、
そこで「五穀豊穣」「家内安全」などと書かれた花紙(紙吹雪)を巻くのです。
何枚かいただいてきて、綺麗だなー、(捨てるのは)勿体無いなーと眺めながら考えた末・・・。
・・・こんなものを作りました。
 カルトナージュを応用しまして、
 背景は仙台手ぬぐいを使用。
 手前は7cm四方のミニ色紙。
 花紙を綺麗に貼って、上に赤い紐をつけて壁掛けに。
  こちらは黒バージョン。
  花紙は全部で13種類あるらしい・・・!
  全部集めきれませんでしたが、
  微妙に上のとちがったりするのです。
 来月、イギリスから友人がはるばる来ますので、
 おみやげにと作ってみました。
 せっかく仙台に2ヶ月もおりましたし、
 「その土地でしか手に入らないもの」+α な感じで。
 喜んでくれると嬉しいのですが♪

カルトナージュの作り方「名刺入れ」の公開を始めました!

カルトナージュの名刺入れ
こんにちは、ジルマ=グレイスです。

どうも、うちのwebサイトを訪れてくれる方は、カルトナージュの具体的な作り方
を求めてやってくるらしい。。。
そこで、本日はカルトナージュで作る「名刺入れ」の作り方手順をまとめて、
Webサイトにページを追加しました。

  ちなみに解説している作品はこちら。
  薄型の名刺入れ、仙台手ぬぐいを使用。
  フタにはマグネット付きです。
  この写真ではわかりませんが、
  前面の柄がちゃんと繋がるように配置できたので
  うれしかったです。
  写真・イラストを加工するのに、お金がないのでPhotoShopやIllustratorなどの有名どころはつかえず
    Power Point でがんばりました!! 特に作図!!
  その時間あったらカルトナージュもう1個できるやん
とも思いましたが、需要があるらしいので、応えてみようと思い立ち。
  しかし、試行錯誤で作ったページですので、「面白そうだから見てみようかしら」
  という親切なあなたに、是非お願いです。
  作り方解説ページの最後に、ボタン押すだけのアンケートがございますので、
  ご協力のほどお願いいたします。無記名ですが、コメント入力可能もです。
  期間は1ヶ月を予定しています。 よろしくどうぞ。
  
   

新作カルトナージュ★仙台手ぬぐい「宮城野萩」A6サイズケース

宮城萩_カルトナージュA6ケース
こんばんは。

わけあってしばらく仙台に滞在することになったZ=Gの、

勝手に復興応援企画・第2弾です。
 
今回も「ご当地布でカルトナージュを作る」を実行、
またまた仙台手ぬぐいでカルトナージュを作ってみました。
 
 
 こちらは名刺入れを応用して作った、 A6サイズファイルです。
 
 白い紙はA4四つ折りですから、
  はがき、通帳、パスポートやお薬手帳なんかも
 入ってしまう大きさです。
 横はジャバラになっており、取り出しやすく。
 厚さは約1.5cm、結構いろいろ入ります。
 黒い部分シート状の磁石です。
 こちらは裏側。
 もともとは、大きな丸い円の形の柄でした。
 それを部分的にフレーム切り取りする感じで使用。
 前面にそのまま柄がつながっているのです。
友人へのお土産用に制作しました。
私がこちらにいる間に、友人は仙台に旅行に来ることになり。
仙台で普通に買えるものをお土産として贈ってどーする。。。
んじゃあ、「まさしく仙台土産」だが「普通に入手できない」⇒「手作り」
という思考回路ですが。。。
なかなかよさげなものができたと自負しておりまする
それでは、いつもながらに 和風カルトナージュもサイトに掲載しています。
 よろしくお願いいたします。

新作カルトナージュ★手ぬぐい生地のアルバムカバー:復興応援企画

手ぬぐいの写真アルバムカバー
さて、もうすぐあの3.11から一年が経ちます。
わけあって、この時期に仙台に滞在しているのも何かの縁かと思います。
表題のとおり、「復興応援企画」として、「ご当地の布でカルトナージュを作る」を実際にやってみました。
 
・・・というわけで、前回の記事でもご紹介した、仙台の老舗手ぬぐい屋さんで手に入れた生地を使い、
アルバムカバーを作りました。
 中には薄型のアルムポケット付きファイルが入っています。
 厚さ2cm、奥行約12cmと、
 スケジュール帳みたいなサイズ。
 手ぬぐい生地の肌触りの良さもあり、
 ひじょうに手になじむ感じになりました。
 左の黒い瓦模様も、シンプルで素敵。
 右のうさぎちゃんは、これまた可愛らしいです。
こちらはいつもの通りYahoo!オークションに出品中です。
「復興応援企画」ということで、「みんなのチャリティ」に全額寄付オプションで出品しています。
興味をもたれた方は、よろしくどうぞ。
 追記)上の2冊とも、無事関西の方へお嫁まいりました♪ありがとうございました。